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祈る心
人生を生きる中で、
大切な人との別れは必ず訪れます。
「葬送」は時代とともに移り変わり
祈る心のあり方も
少しづつ変わりました。

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父は、ある朝、突然いなくなった。
昨日まで普通に聞こえていた足音も、
湯のみを置く小さな音も、
もう戻らなかった。
母は、しばらく動けずにいた。
父と二人で暮らしてきた家は、
広すぎるほど静かだった。

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娘は、結婚して家を出ていた。
急いで駆けつけた実家で、
「終活なんて、まだ先のことだと思っていたのにね・・・」
「お葬式って…どうしたらいいんだろうね」
父の実家は兄が継いでいる。
母の声は、かすれていた。
ふたりは、はじめてのことばかりに戸惑いながら、
葬儀社を訪ねた

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「お墓を建てるという方法があります」
「納骨堂、樹木葬、海洋散骨という選択もあります」
静かな部屋で、たくさんの“正解”が並べられた。
けれど、母の表情は晴れなかった。
「私は、これから歳を取っていく」
「娘にも、孫にも、負担をかけたくない」
その言葉に、娘はうなずいた。
守りたいのは、形ではなく、これからの暮らしだった。

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少し沈黙が流れたあと、
葬儀社の人が、そっと口を開いた。
「『手元供養』という方法もあります」
娘は、以前に聞いたことを思い出した。
骨壷をそのまま置く姿が浮かび、
どこか現実味がなかった。
けれど、次に見せられたものは、
想像とはまったく違っていた。

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そこにあったのは、
花に満たされた、小さな祈りの場所。
「花供養墓」と書かれていた。
柔らかな色の花。
光を受けて静かにきらめくクリスタルの仏具。
それは、悲しみのための場所というより、
“ぬくもりを残す場所”のようだった。

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「お骨を粉骨して納めます。
ご自宅で供養ができます。
お坊さんを呼んで法要もできますし、
引っ越しのときも一緒に連れていけます」
母は、しばらく黙って見つめていた。
やがて、ぽつりとつぶやいた。
「…この人、花が好きだったのよ」
娘のこころが、静かに揺れた。

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その日の帰り道、
ふたりはゆっくり話した。
「遠いお墓に、ひとりで眠らせなくていい」
「会いたいときに、すぐ会える」
「誰かに無理をさせなくていい」
答えは、自然とひとつに集まった。
「そばにいるという選択をしよう」

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それから、父は、
花供養墓の中で眠っている。
朝、母は声をかける。
「おはよう。今日もいい天気よ」
娘が訪れた日は、
そっと手を合わせる。
「ちゃんと、元気にしてるよ」

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特別な日だけではない。
何気ない朝も、
疲れた夜も、
小さな報告が、ここに集まる。
お墓参りに行かなくても、
“暮らしの中で会える場所”。
それが、花供養墓だった。

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花は、今日も静かに咲いている。
父は、そこにいる。
遠くではなく、
過去ではなく、
今の暮らしの中に。
そばにいるということは、
忘れないことではなく、
生き続けることだった。

イラスト: 愛海🌈

花供養墓®

新たな「手元供養」のかたち・・・

仏間がなくてもリビングや和室などに調和する、伝統工芸美術品としての価値ある「供養墓」
ご遺骨(粉骨)をお納めしお墓としての役割を持ちます。
お墓が遠方にあり出向くことが難しい方や新しくお墓をご用意出来ない方などそして住居の移転の際にも、そのままお子様に継承できます。
何と言っても〝故人を身近に感じられる〟これが新たな「手元供養」です。
のちに弊社もしくは、お取り扱い葬儀社様の提携寺院にて合祀も可能です。

お墓〈全納骨〉として

「お墓」にあたるのは、ご遺骨(全骨)をお納めする「納骨箱」です。
ご遺骨は粉骨し、特製の「ご遺骨納骨箱」にお納めします。お墓の管理・維持などの負担や不安もなく、ご自宅で毎日いつでもご供養できます。
〈粉骨して2体納骨できます。〉
 

サイズ

花 箱 高さ27×  幅27×奥行13.5cm

納骨箱 高さ15×幅27×奥行27cm

重 さ

6.4kg

材 質

MDF(中密度繊維板)

仕上げ

ウレタン塗装鏡面仕上げ

「花供養墓®」は葬儀社様及び弊社専売商品になっております。
詳細やご質問などはお問い合わせよりお願い致します。

お問い合せ

ご自宅での供養が難しくなられても、ご安心下さい。

花供養墓®をご購入されたご施主様にはご希望により、大峰山 建立寺(宮城県石巻市大森字水出7)「三界萬霊塔」に合祀し、永代に亘りご供養致します。
ご希望により回忌供養も承ります。
*料金等につきましてはお問合せ下さい。

大峰山 建立寺

大峰山 建立寺